小高い丘の上、美しき館 〜リヴォリ城〜
トリノ郊外のRivoliに、特に気に入っている場所、「リヴォリ城」がある。
これもサヴォイア家王宮群の1つで、修復を経て、今は現代美術館になっている。
良い眺め!トリノは眺めの良いところばかり。
作品は良いものばかりだった…!
壁に残る古い壁画、床がきしむ音。この歴史ある建物に残された寂れた空気感が現代美術と相まって漂う物悲しさというかなんというか。。。
自然光だけが部屋に注がれ、まるで随分昔からこのままの状態で置かれていたように思えてくる。
この場で過去に起こった出来事や行き交った人々の気持ちは知る由もないけれど、、、勝手にセンチメンタル。
馬を吊るしたこのちょっとショッキングな作品の作者、マウリツィオ・カテラン(イタリア人)は、2017年の横浜トリエンナーレでたまたま作品を見たことがあるけれど、くすっと笑えるような作風だったから、雰囲気が違って驚いた。
(2017年横浜美術館にて)
リヴォリ城では時々、アペリティーボパーティが開催されているらしい。面白そ〜。
Castello di Rivoli
https://www.castellodirivoli.org