イタリア人に学ぶ、公園でまったり過ごす休日のすゝめ

トリノ市内には、公園が沢山ある。

 

広かろうが狭かろうが、天気が悪くない限り、誰もいないなんて日は滅多にないほど、イタリア人にとって大切な場所…!

 

自宅から歩いてすぐのところに、中心地から近くいつも大勢の人で賑わう公園、パルコ・バレンティーノがある。一周するのに、徒歩で50分くらいかかるほどの広さ。

 

ポー川に沿って広がっていて景色も良く、真ん中にはサヴォイア家王宮群の1つ「バレンティーノ城」(現在はトリノ工科大学)がそびえ立っている。

さらに、美術館や、ちょっとしたスポーツクラブや、ナイトクラブも4つくらいあって、夜中まで賑やかな日も多い。


f:id:necomi1223:20190604061623j:image

f:id:necomi1223:20190604061630j:image
f:id:necomi1223:20190604061634j:image

 

私もたまにジェラートを食べながら散歩に行ったりするけれど、週末の賑やかさは私の想像を超えていた!

 

f:id:necomi1223:20190604062436p:image
f:id:necomi1223:20190604062422j:image
f:id:necomi1223:20190604062414p:image

 

遊具もない広々としたこの公園が、老若男女で大・混・雑☆

 

芝生の上でビールを飲む人、サッカーをする若者達、サイクリングをするファミリー、ブーメランで遊ぶカップル、ギターを弾く男子、本を読むマダム、犬の散歩をする老夫婦、ただ爆睡する人、などなど。

f:id:necomi1223:20190604063027j:image

 

そして暑くなってくると、堂々と水着で寝そべり、天然日サロする女子がそこら中でゴロゴロしている。

f:id:necomi1223:20190604062728p:image

 

ちなみにここパルコ・バレンティーノには、名古屋からの贈り物だというソメイヨシノが植えられていて、春になるとちょっと日本を感じることができる。

f:id:necomi1223:20190604063931j:image
f:id:necomi1223:20190604063938j:image
f:id:necomi1223:20190604063924j:image

 

日本だと、公園で遊んでいるのは小さい子供がいる家族ばかりのイメージだけど、イタリア人はこうして近所の公園で、年齢問わず、お金をかけずとも、気の知れた仲間とのんびりとした時間を過ごす。

見ているだけでこちらまで心満たされるような気がしてくる。

 

ゆっくりするのが苦手な私たち日本人。

見習いたい…