カトリックの聖地へ 〜ヴァチカン市国〜

キリスト教徒であうがなかろうが、見ておくべき聖地、ヴァチカン。

 

かつての芸術家たちの魂を込めた作品が集まっているという意味でも必見の場所。

 

城壁沿いの道を進み、まずはヴァチカン博物館に入場。(予約しておいたのでスルッと入れた)

歴代教皇たちのコレクションが集まる、世界最大級の美術館。

全部回るとなれば、丸一日でも全然足りない…!

 

最初に入ったのは、美しいギリシャ彫刻が所狭しと並ぶ回廊。


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進めば進むほど、荘厳な空気が漂い始める。


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あった!「ラオコーン群像」の本物だ!

「ピオ・クレメンティーノ美術館」内の中庭の一角にある。


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床や天井に細かく施されたモザイク画も色鮮やかで本当に綺麗…!!

模様が面白くて、思わずカメラを向ける。


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さらに進むと、とんでもなく煌びやかな回廊が…!


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(ここ、何回廊っていうんだろう??)

 

いよいよ、システィーナ礼拝堂へ。

すでに大勢の人で混雑していた。

「撮影禁止、静粛に…!シー…」と何度もアナウンスが入る。

(「シー…」って言われると静かになるのって世界共通なんだな、と思った。笑)

ミケランジェロの「最後の審判」「アダムの創造」「楽園追放」など写真でしか見たことがなかった重要絵画たちは、ここで日々、こんなにも多くの人に見守られているのか…

生で見る「最後の審判」、この巨大な絵画が意味する壮大な世界観や、生命のエネルギー、描かれているひとりひとりの表情の豊かさは圧巻。

そしてこのシスティーナ礼拝堂は、新しい教皇を選出する「コンクラーヴェ」が行われる場所という宗教的意味でも、もっとも重要な空間の1つ。

 

ヴァチカン図書館の大広間を抜け、急ぎ足で出口へ向かう。

この大広間、床から天井までの装飾の素晴らしさに圧倒された…


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時間の関係で、必見のラファエロの間に行けなかった…泣。

次回!!

 

博物館を出るとすっかり薄暗くなっていた。

サン・ピエトロ大聖堂へ急ぐ。

最終入場時間寸前に滑り込みセーフ…

 

初代教皇、聖ペトロが眠るという世界最大の大聖堂。イタリアの各地で豪華絢爛なカトリック教会を見てきたけれど、サン・ピエトロ大聖堂の広大さと隅々まで施された装飾の凄まじさに息をのんだ。。


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絶対にお目にかかりたいと思っていたミケランジェロが制作した「ピエタ」。

光に照らされて輝くその姿は、思わず手を合わせたくなる(←違う)…。そこにだけ全く違う空気が流れているように感じるほど。

しかもミケランジェロが25歳のときの作品だという…完成度の高さに驚かされる。

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ライトアップされたサン・ピエトロ広場に出て、140人の聖人像を改めて見回す。

真ん中にオベリスクが建つ、美しい広場。

右側の建物の最上階の右から2つ目の窓から、毎週日曜にローマ法王が姿を見せるのだそう。


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サン・ピエトロ大聖堂は、距離によってまるで形が変化しているようにも見え、不思議な気持ちになった。

 

門番(?なんていうの?)かわいい衣装にも注目。

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サンタンジェロ城の前を通って、ディナーへ向かう。


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ローマといえばもちろんカルボナーラ

本場のカルボナーラはなかなか濃い味付け。

パリッとしたアーティチョークもワインも、すっごく美味しかった…!


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(数年前の雑誌の特集が面白くて、これで予習!)

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