ロンドン旅行記③ 〜美術館無料の恩恵を受けまくる〜
大学の頃、授業で何度も名前を聞いたロンドンの主要な美術館。
当時「海外旅行」自体が私にとってすごく敷居が高かったので、海外の大きな美術館なんてなんだか別の星にあるみたいな感覚だった。
そんなわけで、ロンドンに降り立ったからには、出来る限りまわりたいところ…!!
しかもロンドンのほとんどの主要美術館は、常設展が無料!(企画展は有料だった)
市民でも観光客でも無料。
(ところどころ寄付金ボックスが置いてあり、館内ガイドは有料だった。1£とか。)
入り口では、荷物検査があるだけ。
その理由は、「美術は、みんなが平等に楽しむべきものだから」。
ロンドンの人たちは、子供の頃から気軽にアートに触れられる環境で育ち、生活の中で美意識が磨かれているのだろう。
私が足を運んだのは大英博物館、テート・ブリテン、テート・モダンの三ヶ所。
時間が限られていたので早足で…。
古代エジプト文字解読の鍵となったロゼッタ・ストーン。上から、古代エジプト文字(ヒエログリフ)、中段に民衆文字(デモティック)、下段にギリシャ文字。
実は私、ヒエログリフが気に入っていて…ラインスタンプも持っている。笑
夫が去年買ってきてくれたロゼッタ・ストーン柄のスマホケースを愛用中の私…
ちなみに裏側はこちら。
想像していたよりも、小さいなと思った。
エジプトコレクションは、もしかしてトリノのエジプト博物館の方が多いのかな…??
日本コレクションも拝見。
広くはないけれど、幅広い時代のコレクションがあった。
コレクションとともに展示されていた、若手作家の作品もとても美しかった。(写真がない…)
お次は、テート・ブリテン!
死ぬまでに見たい作品のうちの1つ、ミレイの「オフィーリア」が目的!
これです。
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オフィーリア_(絵画)#/media/ファイル%3AJohn_Everett_Millais_-_Ophelia_-_Google_Art_Project.jpg)
しかし!探しても見つからず、係りの人に聞いてみたら、「オーストラリアに貸し出してるから今ここにはないよ」とのこと!!
残念…。。。日本を通り越してさらに南かぁ〜。。。いつか日本に来ますように。
でもテート・ブリテンは素晴らしい絵画のコレクションをたくさん持っていて、特にイギリスの有名な画家、ウィリアム・ターナーの部屋は必見。
館内では、子供から大人まで、模写してる人をたくさん見かけた。
無料だから、毎日だって来れるもんね…
この日はゴッホの企画展をやっていたので見たかったけれど、並んでたし時間もないので後ろ髪引かれつつスルー。
足が棒になりつつ、最後にテート・モダンへ。
常設展だけでも充分楽しめる広さ!
建物が2つに分かれていて、ちょっと迷った。
「障がい者用」じゃなくて、"ALL-GENDER TOILET"。
もしまたロンドンに来れるなら、ナショナルギャラリーにも行ってみたい!
ロンドンのレストランやアパレルショップ、どこもかしこも内装にこだわりがあって、とにかくオシャレ…それこそ美術品のように展示されている。
ロンドンは美術館無料、トリノも超お得な年間パスがあるし、ヨーロッパって世界遺産やアートが身近にあって良いなぁ。
(自分用ロンドン土産!)