食と健康のカルチャーギャップ

おいしいおいしいイタリア料理店に毎日でも通いたいくらいだけれど、もちろんそうもいかない。

料理は得意なほうではないけれど…日本に居たときのように、それなりにやらなければならない。

ましてや、専業主婦になったのだから。

 

まずは米!

日本米に一番近いと聞いて入手したお米はこちら。

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Riso per Sushi。寿司用の、お米。

電圧が違うから日本の炊飯器は持ってこなかったし、その上うちはIHなので土鍋も使えず。(変圧器も高いし)

仕方ない、普通のステンレスの鍋で炊いてみるしかないとやってみたものの、

ぜんっぜん上手くいかない。。。

中は芯が残っているのに表面はベタベタ‥

この失敗に何日も悩み、帰任する夫の同僚からイタリアで使える炊飯器をもらえるまでは、なかなか丁度いい感じのご飯が食べられず辛かった‥。

 

トリノでは、醤油くらいは普通のスーパーで手に入るけれど、それ以外の日本食材はポルタパラッツォの近くにある「中華(アジア)食材店」で買い集めている。

トリノの日本人たちが通うここは、日本食材・中華食材・エスニック食材まで手に入るありがたいお店。

私たち夫婦は納豆が大好きで、日本に居るときは健康のためにと思って毎日のように納豆を食べていたけれど、トリノで納豆が手に入るのは私が知る限りここを含めた2店舗のみ。。。しかも‥超絶高い。€3.7…。

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お豆腐もここで買える。他でも、お寿司が売っているような大きいスーパーならたまに置いてあるけど、この紙パックの豆腐しか見たことない。常温保存でかなり日持ちする様子。€2.4。

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大丈夫なのか‥コレ‥。冷蔵庫で冷やして恐る恐るそのまま食べてみたけど、普通においしく食べることができた。

 

イタリア食材の最近のお気に入りは、まずこのパスタ!「Voiello」

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これを知る前は日本にもよく売っている「De Cecco」を使っていたのだけど、

Voielloのほうがダントツでソースとの絡みが良い‥!!!

日本だとネットでしか手に入らない??みたいなので、帰国するときには大量購入する予定。

 

それからトマトソース「Mutti」。定番。常にキッチンに常備。

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そしてそして、このトリュフ塩!超おすすめ。

高級スーパー「EATALY(イータリー)」で購入したもの。サラダにオリーブオイルとこのトリュフ塩をかけて食べると最高。しょっちゅう使ってるのになかなか減らない。

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EATALYは日本には1店舗だけ、東京駅にあるので、そこに売ってるかな‥?

 

そんな感じで、日本に居るときに体に良いと思って気にして食べていた納豆やお豆腐、大根、わかめ等々は高かったり特定の店に行かないと手に入りにくい。

いままで和食が最も健康的だと思って生きてきたのに、、イタリア人的体に良い食材はまた違うものなのか‥。。。

「健康的な食事」の常識の違いに戸惑う。

しかもいざ味噌汁ひとつ作ってみても、日本にいたときと同じ材料・同じ方法で作っているはずなのになんだか味が違う。おいしくない気がする‥。

水が違うせいなのか、野菜がイタリア産なのがいけないのか‥。

(いや、野菜自体はおいしいんだけど)

 

この地に住んでいるからには、おとなしくイタリア料理に励むことにしますかね‥

 

Market Yang Guang(アジア食材店)
https://goo.gl/maps/DD8N1Leis962