登山電車に乗って 〜アルプスの麓の街ツェルマット〜
先月はロンドンに行ったり、今月に入ってからはミラノデザインウィークを連日見学したり、ちょっと都会のザワつきに疲れた私たちは、静寂と癒しを求め(?)、山を目指すことにした。
目的地は、スイスのツェルマット!
麓の駐車場まではトリノから車で3時間ほど。国境を越え、進めば進むほど標高が上がり、耳がちょっとピーッときたあたりで、おやつのポテチがパンパンに。笑
テッシュという駅の駐車場に車を預け(ここまでしか車で行けない)、そこから電車に乗ってさらに登ると、ツェルマットの街へたどり着く。
電車を降りると、スキーウエアを着た人達で賑わい、ホテルまでの送迎タクシーが並んでいた。
どっかのとある高級ホテルは、馬車タクシー…!!
どれも四角くてかわいいタクシーだったけど写真撮り忘れ…
友達が予約してくれたホテルは、寝室もトイレも3つずつあって、広いリビングとダイニングキッチン付きの、まるでシェアハウスのようなお部屋!大勢でワイワイ泊まれる。
そして何より、窓からの景色!
目の前にマッターホルンが、どーん!
しかもスパが無料で利用可能。
湯船に浸かったの、めちゃめちゃ久しぶり…!!(自宅はシャワールームなので浴槽がない…)
けっこう長居してしまった。
夕食はホテルのレストランで。ブイヨンスープフォンデュ的なのをたらふく食べ、ツェルマット・ビールをいただいた。
翌日はイースターだったので、朝食のテーブルに卵とウサギのチョコのサービスあり。
いよいよ、一番高い展望台へ!
ツェルマットの駅から40分ほど登山鉄道に乗り、終点のゴルナーグラートまで。
ゴルナーグラートの標高は3100mほど。
(電車賃は往復で確かCHF75.00くらいだった。なかなかお高い。)
真っ白い雪の間を、ゆっくりゆっくり登っていく。
広々とした景色のなか、たくさんの人がスキーやスノボーを自由気ままに楽しんでいる姿が見えて、眺めているだけでも面白い。
(ただ、富士山ですら5合目までしか行ったことがない私は、高山病にビビって念のため電車に乗ってすぐ鎮痛剤を飲んだ…笑)
ここがゴルナーグラート駅!
(電車を降りてすぐ、スキーでまた降りていく人たちがたくさん)
こんなところでスキーできるなんて最高だろうなあ…!!(スキーやったことないけど!)
そして、360度パノラマ展望台…!!
マッターホルンやモンテローザ、4000m級の山々がすぐ目の前に…!!
雪景色が眩しくて、サングラス必須。
展望台の中には、お土産屋さんやレストラン、ホテルもある。
外のテーブルで雪山を眺めながら、暖かい紅茶を飲んで一服。最高。
あ、日本語発見…
そしてまた登山電車に乗り、ツェルマットの街まで下る。
いつまでもボーッと乗っていたい気持ちになった。
早めの夕食、この日は絶対にチーズフォンデュとラクレットを食べるって決めていた!!
チーズフォンデュ、トマトチーズフォンデュ、ちょっと簡易的ラクレット!
すごく濃厚でトロトロで美味しかった!!(…のに、標高が高いせいかみんなちょっとお腹が張り気味で思ったよりすぐお腹いっぱいになってしまった〜)
トリノに引っ越してきてから、山がある景色がとても好きになった。
次回もしまた来れるなら、スキーやってみたい!
(お土産はマッターホルンチョコ)
ロンドン旅行記③ 〜美術館無料の恩恵を受けまくる〜
大学の頃、授業で何度も名前を聞いたロンドンの主要な美術館。
当時「海外旅行」自体が私にとってすごく敷居が高かったので、海外の大きな美術館なんてなんだか別の星にあるみたいな感覚だった。
そんなわけで、ロンドンに降り立ったからには、出来る限りまわりたいところ…!!
しかもロンドンのほとんどの主要美術館は、常設展が無料!(企画展は有料だった)
市民でも観光客でも無料。
(ところどころ寄付金ボックスが置いてあり、館内ガイドは有料だった。1£とか。)
入り口では、荷物検査があるだけ。
その理由は、「美術は、みんなが平等に楽しむべきものだから」。
ロンドンの人たちは、子供の頃から気軽にアートに触れられる環境で育ち、生活の中で美意識が磨かれているのだろう。
私が足を運んだのは大英博物館、テート・ブリテン、テート・モダンの三ヶ所。
時間が限られていたので早足で…。
古代エジプト文字解読の鍵となったロゼッタ・ストーン。上から、古代エジプト文字(ヒエログリフ)、中段に民衆文字(デモティック)、下段にギリシャ文字。
実は私、ヒエログリフが気に入っていて…ラインスタンプも持っている。笑
夫が去年買ってきてくれたロゼッタ・ストーン柄のスマホケースを愛用中の私…
ちなみに裏側はこちら。
想像していたよりも、小さいなと思った。
エジプトコレクションは、もしかしてトリノのエジプト博物館の方が多いのかな…??
日本コレクションも拝見。
広くはないけれど、幅広い時代のコレクションがあった。
コレクションとともに展示されていた、若手作家の作品もとても美しかった。(写真がない…)
お次は、テート・ブリテン!
死ぬまでに見たい作品のうちの1つ、ミレイの「オフィーリア」が目的!
これです。
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オフィーリア_(絵画)#/media/ファイル%3AJohn_Everett_Millais_-_Ophelia_-_Google_Art_Project.jpg)
しかし!探しても見つからず、係りの人に聞いてみたら、「オーストラリアに貸し出してるから今ここにはないよ」とのこと!!
残念…。。。日本を通り越してさらに南かぁ〜。。。いつか日本に来ますように。
でもテート・ブリテンは素晴らしい絵画のコレクションをたくさん持っていて、特にイギリスの有名な画家、ウィリアム・ターナーの部屋は必見。
館内では、子供から大人まで、模写してる人をたくさん見かけた。
無料だから、毎日だって来れるもんね…
この日はゴッホの企画展をやっていたので見たかったけれど、並んでたし時間もないので後ろ髪引かれつつスルー。
足が棒になりつつ、最後にテート・モダンへ。
常設展だけでも充分楽しめる広さ!
建物が2つに分かれていて、ちょっと迷った。
「障がい者用」じゃなくて、"ALL-GENDER TOILET"。
もしまたロンドンに来れるなら、ナショナルギャラリーにも行ってみたい!
ロンドンのレストランやアパレルショップ、どこもかしこも内装にこだわりがあって、とにかくオシャレ…それこそ美術品のように展示されている。
ロンドンは美術館無料、トリノも超お得な年間パスがあるし、ヨーロッパって世界遺産やアートが身近にあって良いなぁ。
(自分用ロンドン土産!)
ロンドン旅行記② 〜バッキンガム宮殿・ウェストミンスター寺院〜
イタリアに引っ越してから、なんとなくNETFLIXで観始めた「THE CROWN」というイギリス王室のドラマにハマっている。
現エリザベス女王が即位してからのイギリス王室関連の様々な出来事が、毎回色々な人物の目線で描かれていて、けっこう面白い。
新シーズン、早く始まらないかなあ…!!!
そんなわけで、バッキンガム宮殿は今回のロンドン旅行で必ず行きたい思っていた。
これがバッキンガム宮殿…!
外観はわりとすっきりした佇まい。
この日の空は厚い雲に覆われ、かなり寒かった。
薄暗い天気と相まってより一層厳かな雰囲気…
ヴィクトリアの黄金の塔が一際目立っていた。
バッキンガム宮殿に行ったら見るべき「衛兵交代式」。ロンドン観光の目玉、宮殿警護交代のセレモニー。
私たちが到着した時にはすでに宮殿のまわりには大勢の人が集まっていた。
4月から7月末までは毎日、その他の時期は隔日、11:30から40分間ほど。
マーチングバンドの演奏に合わせて、衛兵が行進する。
かの有名な、モコモコの黒い帽子と赤い制服…!ドラマで見た!本物だ!(ミーハー)
11:00ごろ、宮殿となりのウェリントン兵舎からマーチングバンドの演奏が聞こえてきて、衛兵が出発。
しかし、始まる時間のあたりで、私たちはすでに寒さで体力が限界に…
途中で退散。(泣)
さようならバッキンガム宮殿…。
それから地下鉄に乗り、ウェストミンスター方面へ向かった。
テムズ川沿いを少し散歩。
「ロンドンアイ」発見。
「ビッグベン」は…おもいっきり工事中〜!!
道端でバグパイプを吹いている人がいた。
ちゃんとスコットランドの民族衣装(キルト)を着ている!
ビッグベンから歩いてすぐ、ウェストミンスター寺院へ。
ウェストミンスター寺院は、戴冠式や結婚式などの王室行事が執り行われるイングランド国教会の教会。
残念ながら何かの行事のため、中には入れず、、、
隣の「聖マーガレット教会」には入ることができた。内部は外観からイメージするよりずっと広く見え、細かいステンドグラスがすごく綺麗だった。
(あいにく撮影不可。荷物検査あり。)
この後、私は別行動、早足でミュージアム巡りへ向かう。
つづく。
ロンドン旅行記① 〜イギリスのごはんは美味しくない説は嘘〜
夫の会社同僚たちとみんなでロンドンへ行ってきた。
私はついに、はじめての、憧れのイギリス!
ロンドン…!
ロックから最近のクラブミュージックまで、イギリスの音楽は好きだし、イギリス人俳優は特にかっこいいし、気になるアートギャラリーも沢山ある。
あまり細かい計画をたてないまま現地入りした。
はじめて生で聞くネイティブのイギリス英語は、聞き取れなさすぎて驚いたけれど、クールなイメージというか、文化的に洗練されたこの土地に住む人たちの人間性がほんのりうかがえた気がした。
ロンドン市街に入ると、古い建物と近代的な高層ビルが一緒に建ち並び、二階建てのロンドンバスや、地下鉄など、交通の便がとても良い。
都会!
東京みたいにみんな歩くのが早かったから、私もつられてちょっとせかせかしてしまった。
(イタリア人が結構のんびり歩いているのを見慣れているから…)
そして、とにかく多人種!!イタリア人も日本人もたくさん見かけた。
しかも道行く人のファッションがみんなオシャレ…!!オシャレの幅が広くて、すごく自由な感じがした。
(イタリア人はわりと似たような格好をしている人が多くて、イタリア人的「これが美しいんだ」という共通認識があるのかもしれない)
ところで、イギリス料理というとどんなものがあるのか…??
正直、フィッシュ&チップスくらいしか思い浮かばず、美味しいものがあんまりないんじゃないかというイメージを持っていた。
(ごめんなさい…笑)
だがしかし!!!
以下、旅行中の食事。
1日目夜、早速ラーメンとたこ焼き。(めっちゃ日本のラーメン)
感動的に美味。
2日目昼、Old Spitalfields Marketをまわりながら、フィッシュ&チップス。
フィッシュ、でかっ!!ほくほく!
2日目夜、イギリスのパブを体験しよう!ということで、ビールと、とろっとろのビーフシチューにパイで蓋をしてあるお料理。(名前を忘れた)これも超美味しかった…!
3日目昼、ナショナルギャラリーの近くでサンドイッチとスープなどの軽食。とても寒い日だったので野菜たっぷりの温かいスープに癒された…。(写真撮り忘れ)
3日目夜、お好み焼き!と、抹茶サンデー。(日本人のお店)
お店でお好み焼きなんて久しぶりでテンション上がった…!日本人の店員さんが目の前で焼いてトッピングまでしてくれるシステム。
調子に乗ってキムチやぬか漬けなども注文。
全部美味しくて食べ過ぎた!
4日目朝、空港でエッグベネディクト。
何気に私、エッグベネディクト初体験。こんなに美味しいものだとは…!たまご大好き。
家でやってみようかな!
(イタリアンのお店もたくさん見かけたけど、流石に行かなかった。笑)
以上、ロンドンでの外食、ハズレ無し!!
(トリノは日本人が少なくてちゃんとした日本料理のお店が少ないから、ここぞとばかりに日本料理店を選んでしまったけど。笑)
イギリス料理は美味しいし、きっとロンドンは多人種なおかげで、それぞれのお店がきちんとそれぞれ現地の味を再現しているんだと思う。
つまりロンドンは、世界中の美味しいものが集まっているという、美食の街なのでした〜。
つづく。
サッカー観戦と街歩き 〜ジェノバ〜
先週末、ユベントスの試合を観たいが為に、ジェノバまで足を運んだ。
私はサッカーはよく分からないけど、サッカー好きの夫と、引くほどサッカーに詳しいトリノで知り合った女友達(←褒めてる)と3人で。
ユベントススタジアムでの試合はチケットを取るのが難しいし、取れてもめちゃくちゃ高いので…
今回はアウェイの席で一人35ユーロで観ることができた。
ジェノバのスタジアムは街中にあって、周辺は大混雑。車で行ったので事故らないかヒヤヒヤしながらなんとか到着したものの、時間は結構ギリギリ…
係のお姉さんにチケットを見せて入り口を教えてもらって向かうと長蛇の列…
えええええ…
絶対キックオフに間に合わない。
渋々並んで自分の順番が来たと思ったら、「あれ、この席の入り口はここじゃなくてあっち(川を渡って大回りしなきゃいけないほどめっちゃ遠い)だよ」と。
さっきのお姉さん適当すぎ…
大急ぎで向かって空いてる入り口から入ったけどそれも間違えてて(でもチケットもぎりの人が適当すぎて入れた)、しかも席までのゲートも迷路みたいで迷った。
なんというスタジアム…。
席はGenoaチームのサポーターの横のエリアだったので、過激派の応援をばっちり体感できてちょっと面白かった。
(そのへんから何度も爆発音がしてびっくりした…💣そういうの持ち込めるのが謎だし退場にならないのも謎)
サッカーよく分からないながらもユベントスの生の試合を見られて嬉しかった!(にわかファン)
結果、負けたけど…
クリロナは休暇中で見られず残念!
試合の後、お腹がすいたのでジェノバの街中へ向かった。
たまたま見つけたレストランがなんと、ジェノベーゼ発祥のお店、"Zeffirino"。
当然、"Trofiette al pesto Genovese"を注文。
きちんとしたスーツを着たイケメンのカメリエレが、目の前で盛り付けてくれた。
さすが発祥の店、イタリアで食べたジェノベーゼの中で一番美味しかった!!
このジェノベーゼ一皿だけで20ユーロ。
他は、ワイン一杯と、魚介のフリット。(がっつき過ぎて写真撮り忘れた…)
少しお高いけど、ホンモノの味を確かめることができて、(ユベントスは負けたけど)ジェノバまで来た甲斐があったな…!!
そのあと少し街を散策。
コロンブスの家。
少年時代を過ごしたこの場所に復元されたものらしい。けっこう小さい!
すぐ横には修道院の回廊跡が。
隣には巨大なソプラーナ門。
サン・ロレンツォ大聖堂。
左右非対称で、白黒のシマシマ模様が印象的。
近づいて見ると、色んな模様が組み合わされていて、すごく綺麗。
中も見応えがある。
ジェノバの守護聖人にまつわる聖具・宝物が保管されているらしい。
大聖堂の横で、かわいいチンクエチェント発見。
それから、細かく入り組んだ道を、ガリバルディ通りまで歩いてみた。
奥の方は薄暗くて、ものすごい細くて、あんまり綺麗じゃないし、売春宿っぽいお店も多くて、、、けっこう怪しい雰囲気。
一人じゃなくてよかった〜…
赤の宮殿(外から見ただけ)
白の宮殿(外から見ただけ)
どちらも貴重な絵画が充実しているらしく、展望台からは、ジェノバの街が一望できるそう。
煌びやかなフェッラーリ広場を通って、駐車場へ戻る。
海沿いを車で走ると、海岸線に沿うように所狭しと並ぶカラフルな建物や、あの有名なジェノバ水族館、ライトアップされた大きな観覧車などが見え、圧巻の景色。
(この辺、いつもなかなか写真撮れないんだよな…)
例の落下した大きな橋もチラッと…
夏になったらより一層賑やかになるんだろうなぁ。水族館、ちょっと行ってみたいな。
トリノでまったりウエディングフォト
友人夫婦が、新婚旅行中にトリノに寄ってくれた。
幼馴染の友人と、まさかのイタリアで遊べるなんて思ってもいなかった…感激!!
結婚式の翌日、すぐにイタリアへ飛んできた2人は、日本からウエディングドレスとタキシードを持参!
トリノでウエディングフォトを撮ることにした。ナイスアイディア。
少し前に語学学校で「友達がウエディングフォトを撮りたいらしいんだけど、トリノならどこで撮るのがいいかなぁ」と先生たちに相談したら、丘の上の教会(Monte dei cappuccini)、王宮前の広場、サンカルロ広場、バレンティーノ城などなど色々と提案してくれた。
「中心街の広場は人が多いからちょっと恥ずかしいかなぁ」と言ったら、「ノーノー!!全〜然大丈夫だよー!」というノリだったので、広場もアリかなと思ったけれど、やっぱり人が少ないところでゆっくり撮りたかったので、まずMonte dei cappucciniの丘へ行ってみることにした。
友人の着替えを手伝って、私がなんとかヘアセットをして(笑)
私も自分のことみたいにわくわくした…!!
1月半ばのこの日は、だいぶ曇っていてちょっと薄暗く、アルプスも見えなかったけれど、ヨーロッパならそれもまた良い感じ。
(イタリアっぽくはないかなぁ…笑)
すっっごい良いじゃん…!!
純白のドレスが、トリノの落ち着いた街並みを背景にしてより一層映える。
人も少ないし、とりあえず踊ってみる友人。笑
後ろの教会の中もすごく綺麗なので、恐縮ながら中でも少し撮らせてもらった。
そのあと、バレンティーノ城へ移動。
こちらもこの日は人通りが少ない。ラッキー!
門の外でパシャパシャ撮っていたら、通りすがりのお爺さんが「せっかくなら中で撮ればいいじゃん、おいで〜」と声をかけてくれて、守衛さんに許可まで取ってくれた。
なんて親切なお方…(涙)
おかげで、こんなにロイヤルウエディングみたいな贅沢な写真を撮ることができた。
(バレンティーノ城は現在トリノ工科大学になっているけれど、土曜だったので学生もいなかった)
通りすがりの人たちが、「Auguri!(おめでとう!)」って2人に声をかけてくれた。
しかしとにかく寒い日だったので、、、寒さを我慢しながらの撮影で、友人は翌日からしっかり風邪をひいてしまったようだけど。。。汗
とりあえず写真は満足してくれたようなので良かった!!
イタリアでのウエディングフォト、よく聞くローマやフィレンツェで撮るのももちろん憧れるけれど、トリノにもフォトジェニックスポットがいくらでもあるし、しかも観光客が少ないおかげで、落ち着いて好きなだけ撮れる!穴場!
自分もせっかくトリノに住んでいるなら、ちょっとドレス着て撮ってみてもよかったかも〜、と今更思ったりもした。😝
ワイン畑のある別荘 〜レジーナ邸〜
トリノの中心街からほど近い丘の上に、サヴォイア家の別荘の1つ、レジーナ邸がある。
(この辺は、お金持ちが住んでいるエリアとしてしられている。あの有名なサッカー選手も…)
ここもまた絶景スポットで、トリノの街を一望できるので、散歩がてらフラッと立ち寄っているような雰囲気の人も多かった。
雲がなければ、アルプス山脈も見えるはずだけれどこの日は見えず。
私が行った日は入場無料で(なぜかは分からず)、邸宅の中と庭園の中を見学できた。
チャイナ風の部屋もいくつかあった。
お庭では日向ぼっこしてる人がちらほら…
これらは何なのかわからないけど、、、
庭園の横には、ワイン畑がある。
日当たりも眺めも最高に良い場所!!
ここのワイン畑で作られた赤ワインが販売されていたので一本購入!(19€だった)
"Freisa"という品種で、チェリーとラズベリーの風味が特徴らしい。
めっちゃ美味しそう。。
Frizzante(スパークリング)も色々あった。
17世紀に作られたこのレジーナ邸のぶどう畑は、100年ほど前から放置されてしまっていたけれど2004年に再植林され、2011年にDOC(原産地統制呼称←ワインの格付け)として認められたそう。
もったいなくてまだ開けてないけど、早く飲みたい〜!
(ここだけの話、レジーナ邸でしか手に入らないのかと思ったら、レジーナ邸から一番近いカルフール(スーパー)にも置いてあった…笑)