さざ波の音を聴きながら 〜チンクエテッレ〜

日本人にも人気の、リグリア海岸にあるチンクエテッレ("Cinque Terre"5つの土地(村)を意味する)。

世界遺産に登録されている。

 

そのうち1つ、「マナローラ」の景色がお気に入りで、真夏と真冬の二回足を運んだ。

 

夏のバカンスシーズンは大勢の人で賑わう観光地。水着姿の日に焼けた人たちが、泳いだり日光浴したり。

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一方、クリスマス前のつい先日、再び行ってみると、観光客はほんの少し。とても静かだった。

海の色もなんだか少し違って見えた。

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お土産屋さんやレストランはほとんど閉まっていて、まるで街が眠っているよう。

 

揺れる洗濯物、枯れた庭の木、家の片付けをする人、犬を連れて散歩する人。

ひっそりとそこに住む人だけの生活感が垣間見え、それもまた良い。

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ポルトフィーノへも行こうとしたけれど、通行止めのため辿り着けず残念…。

(お散歩中のマダムが「あそこから船に乗るか、車を止めて3km歩けば行けるわよ」と教えてくれた。)

 

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(猫が多いのも魅力!!)

 

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(小さな教会の中にあったパイプオルガン。)


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(魚介フリット、めちゃ美味。)

 

もうイタリアの夏は味わえないけれど、この海の色を目に焼き付けておくことにする。