大学の街 〜ボローニャ〜

ボローニャといえば、ヨーロッパ最古の大学で知られている。

ボローニャ大学は、物理・天文学者ガリレオ・ガリレイ、画家のデューラー、「神曲」を書いたダンテ、地動説のコペルニクスなど、世界的著名人が卒業、または教鞭をとっていた大学。

 

この旧ボローニャ大学は、現在は「アルキジンナージオ館」という名称になっている。

足を踏み入れると、壁一面に、教授たちや学生運動の紋章がズラッと。

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現在は大部分が大学図書館になっていて、中には入れなかったけどガラス越しに見えた図書館内…古い…!

まるで時間が止まったよう。

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同じ建物の中に、世界初の人体解剖が行われた教室(Teatro Anatomico)があり、見学することができた。(有料。3ユーロ。)

戦後に再建されたらしく、全面木でできていてとても綺麗。

解剖が行われたらしき白いテーブル…階段教室になっているので、とてもよく見えそう…。

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教壇には皮を剥がされた人体の彫刻が二体。
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天井には、星座を表す彫刻が。

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それから、ボローニャのシンボル(?)、「ボローニャの斜塔」と呼ばれる塔は、有料で登ることができた。(チケットオフィスは少し離れたエンツォ王宮の建物の中にあるので注意…)

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(この右側の高い方に登れる)

外観は飾り気もなくかなり地味な塔で、夜はライトアップもされず、、存在感の無さよ…

 

ちなみにエレベーターは無く、階段498段。

すれ違えないほど狭いので、時間指定になっている。

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でも、苦労して登った甲斐有りで、ボローニャの赤茶色の街並みはとても素敵!

地平線が見える〜。

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それから、マジョーレ広場の南側に建つサン・ペトロニオ教会も必見。

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外観で上下異なる作りが特徴的。上半分は大理石化粧板の取り付けが未完のまま終わったという。

内部はステンドグラスが綺麗で見応えあり。

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ボローニャは本当に街並みが古くて、どこもかしこもアーケードが張り巡らされ、歴史の長さを感じる。トリノとはまた全然違う雰囲気。

 

そして噂通り、チーズやサラミが美味…!!

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