アイスランド旅行記①

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学生時代、母がふとどこかで借りてきたCDをきっかけに、アイスランドの音楽や美術に興味を抱くようになった。

その繊細で神秘的な雰囲気を持つ作風は、一体どんな風土と思想から生まれてくるのかと。

遥か遠い未知の小国、きっと一生足を踏み入れる日は来ないだろうと思っていたけれど、イタリアに引っ越したことで距離が縮まった。

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(初めて聴いたアイスランドの曲はBjorkのVespertineだった)


大海原のように波打つ火山岩が果てしなく広がり、森林がほとんどない大地は小さな植物とふわふわした綺麗な苔で覆われている。


暖かい地面からは匂いのする水が吹き出し、山頂に見える広大な氷河はところどころに滝をつくり、透き通った川になって岩場の隙間を下っていく。

そんなこの国の壮大で美しい景色に心底感動しつつ、こうして地球がまさに生きている姿を目の当たりにしたからこそ、本当にいつか終わる日が来てしまうんだということも頭をよぎった。


このむき出しの自然の中で生活するアイスランド人の中には、妖精や幽霊など別世界の生き物の存在をいまだに信じている人もいるという。

まるで別の惑星のような景色を目にし、そこで生きてきた人たちと接することで、日本から遠く離れた魅惑の国を少しだけ知れた気がする。

 

旅行のスケジュールは…

1日目  深夜にレイキャビク着。

2日目  ゴールデンサークルツアー。夕方からレイキャビク市内散策。

3日目  レイキャビク市内散策。

4日目  南部ツアー。

5日目〜6日目  レンタカーで南部ドライブ。夕方にブルーラグーンへ。日付が変わって深夜の便でイタリアへ帰国。

 

これから、何回かに分けて投稿🤗