戦の記憶とともに ~トリノ王宮・王宮図書館~
ピエモンテカードを手に入れて、さて行こう。サヴォイア家王宮めぐり。
最初に行くべきはここでしょ、トリノ王宮。
Porta Nuova駅から、アーケード通り(ローマ通り)をまっすぐ進むと、突き当たりに現れる。外観はまっしろ、驚くほどスッキリとした佇まい。え、これがメインの王宮なの!?
中に入ると雰囲気がガラリと変わる。壁から天井まで、立派な絵画がぎっしり。
ここの見所はなんといっても「王宮武器庫」。
全てに、中世の騎士たちの魂が宿っているかのよう。
武器や甲冑には細部まで装飾が施されていて、時代とともに戦い方が変化していく様子が見て取れる。
剣の一本一本もじっくり眺めれば眺めるほど、その装飾の美しさに見入ってしまう。
果たして、戦うための道具がこんなに綺麗である必要があるんだろうか、と思ったりもしたけど、そりゃ国を背負って、命を懸けて戦うんだもんね‥
そしてまさかの、日本の明治天皇から送られた甲冑も展示されていた。
両方を見比べてみるとその違いがオモシロイ。
ちなみにトリノ王宮にくっついている「トリノ王立図書館」も必見。
なんて異国情緒溢れる図書館なんだろうか‥
かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像も、ここに眠っている。
(劣化が進んでいる為、たまにしか公開されないらしい。実は自画像じゃない説あり。)
(https://www.musey.net/1742 より)
見たい‥
Palazzo Reale/トリノ王宮
http://www.ilpalazzorealeditorino.it
Biblioteca Reale/トリノ王宮図書館
https://www.museireali.beniculturali.it/biblioteca-reale/